株主の皆様へ

株主の皆様へ

株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社は7月27日に、アルプス電気株式会社との経営統合についてお知らせいたしました。
また、8月に本社をアルプス電気株式会社の本社所在地に移転。グループとしてのシナジーを加速させ、2019年4月に持株会社制に移行する予定です。持株会社であるアルプスHDの下、アルプス電気株式会社と当社は事業子会社となり、電子部品事業と車載情報通信機器事業を中核とした、売上高1兆円企業を目指してまいります。

当上期は、日本経済は緩やかな回復基調で推移し、米国や欧州も緩やかな景気拡大が続きました。一方で、米国新政権による政策動向や極東地域における地政学リスクの上昇等から、世界経済は先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の中、ブランド製品として市場から高い評価を頂いている車種専用カーナビゲーションや高音質スピーカー、Apple社のCarPlay®対応ワイヤレスヘッドユニットといった新製品に加え、内外装をトータルでコーディネートしたALPINE STYLE カスタマイズカーの販売を開始いたしました。また、自動車メーカー向け純正品では、高級車向け高音質スピーカーやアンプ、自動車の燃費や環境に配慮した薄型・軽量スピーカーの受注拡大を図りました。

加えて、国内ブランド製品や中国市場における自動車メーカー向け純正品売上の伸長と、為替が円安に推移したこともあり売上額は増加。また、利益面においても増収とソフト開発の合理化による固定費削減により、予想を上回りました。この結果、当上期連結業績は売上高1,262億円、営業利益37億円と、前年同期比で増収増益となりました。

また、下期の為替予算レートを見直した結果も合わせ、通期業績予想を当初の売上高2,500億円から2,600億円、営業利益65億円から90億円にそれぞれ上方修正を行いました。下期も様々な環境変化が予想されますが、お客様のカーライフを豊かにするという想いを全社で共有し、「創造・情熱・挑戦」の下、今期業績の達成に向け邁進してまいります。

当社は2020年をターゲットとした、長期経営構想「VISION2020」(2020年度売上高3,300億円、営業利益率5%)を掲げて、その実現に取り組んでいます。前年度より進めておりました国内子会社の再編もほぼ完了し、今後その再編効果を期待できるようになってまいりました。
その他の計画も順調に推移し、目標達成が視野に入ってきていますが、劇的な環境変化が起こりつつある昨今、変化に的確に対応しつつ、「VISION2020」を達成するための戦略として「第14次中期経営計画」を策定し推進しています。「第14次中期経営計画」は「VISION2020実現期」と位置付けており、市場トレンドである「自動運転」「コネクテッド」「EV(電気自動車)「シェアリング」に向けた施策を展開してまいります。自動車業界内、あるいは他業種との提携、共同プロジェクトへの参画など、事業環境は更に変化し、激しさを増しています。当社は、親会社であるアルプス電気株式会社との共創活動、国内外の様々なパートナーとのアライアンスを積極的に展開。事業活動を加速させ変化に対応してまいります。そしてADAS(先進運転支援システム)など、自社の強みが活かせる領域へのリソース投入といった、選択と集中による事業展開を行ってまいります。

当社は今年創業50周年を迎えました。これまで支えてくださったステークホルダーの皆様に深く感謝申し上げるとともに、新たな50年に向け、これからも皆様への感謝を忘れることなく、「未来価値」の創出に努めてまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長
代表取締役社長 米谷 信彦
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